エモ車たちを追って・・・

にわかな知識を元に個人的にエモいと思った車両や、ツボな鉄道車両達などについて書いていきます。

新旧の「折衷仕様」となった新京成電鉄の代名詞的車両・・・「新京成電鉄 8000形」

 

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遂にラスト1本になってしまったあの車両といえば・・・

どうも。

 

今回の記事が新年一発目となる

鉄道車両記事の投稿になりますね。

 

 

さて早速ではございますが、

今回は新京成電鉄に在籍する

遂にラスト一本のみとなって

最後の活躍を見せるあの形式について

ちょっと書いてみたいと思います。

 

今回の車両はこちらです。

 

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個人的に「新京成」と聞いて真っ先に思い浮かべる車両・・・

新京成電鉄 8000形 です。

 

この8000形は新京成電鉄史上初となる

完全新規設計のオリジナル車両でして、

1978年から製造が開始されて最盛期の頃には

新京成の主力車両としての活躍していましたが、

N800形の投入以降から徐々にその数を減らし、

2020年現在(※記事投稿時)の時点では

「8512編成」「唯一」在籍しています。

知らぬ間にラスト1本までに減っていました・・・

 

因みに現存している「8512編成」は

2017年からリバイバルカラーとして

割とつい最近まで新京成電鉄においてよく見られた

茶色を基調としたカラーに復元されたのに対して、

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8000形で唯一のジェントルピンク塗装だった8518編成・・・

つい最近まで残存していた「8518編成」

新京成電鉄の最新トレンド(?)である

ジェントルピンクを基調とした塗装かつ、

更に前面部分はブラックフェイス仕様という

かなり現代的な(?)塗装だったので、

2つの編成が共存していた頃は互いに

新京成電鉄の新旧の塗装が見られるという

何とも対照的で面白いコンビでしたね(笑

 

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8000形といえばこの独特な前面デザイン・・・

さてこの8000形の最大の特徴といえば

やはりこのユニークな前面デザインでしょうか。

 

「狸」と呼ばれているこの前面デザインですが

なんとなくそう呼ばれるのが分かる気がします(笑

 

何というかシャープなデザインの傾向がある

最近の新型車両ではあまり見られないような

優しい顔つきがすごくユニークな気がしますね。

 

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見れば見るほど独特な前面デザイン・・・

しかもよく見ると前面窓や灯具類周りの部分が

彫りの深い(?)形状になっているほかにも、

平面的な前面形状の車両ではある意味珍しい(?)

前面窓を中央で分割して左右対称に配置された

2枚窓仕様になっているのも非常に面白いですね。

 

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どこかで見覚えのある灯具類・・・

そして前面に配置された灯具類に注目してみると、

京成の赤電系列の更新車に採用されていたものと

似たようなものが使用されていまして、

丸み帯びた鋼製の車体と非常に雰囲気が

マッチしているような気がしますね。

平面的な前面デザインをベースとしながも、

赤電系列の更新車の前面を非貫通型に

アレンジしたようなイメージですかね(意味不明

 

良い意味で「昭和感」が出ていて個人的には

実にエモい車両デザインだと思います(笑

 

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パンタグラフ新京成電鉄の在籍車両で唯一の「下枠交差型」タイプ

続いて中間車の屋根上に注目してみると、

パンタグラフ新京成電鉄では貴重な(?)

「下枠交差型」を採用しているのが分かります。

「下枠交差型パンタグラフ「鋼製車体」という

関東私鉄ではあまり見られない組み合わせからか、

何となく関西の私鉄車両っぽさが感じられます(笑

某関東私鉄の8000系などでも

似たような組み合わせが見られますが(笑

 

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窓が3つ連続で配置された独特なデザイン・・・

そして側面に関しては窓が3つ連続に配置された

この側面窓のデザインが個人的にツボです(笑

 一昔前の京成電鉄の車両で見られたデザイン・・・

 

車体自体は完全オリジナルデザインですが、

側面窓に関しては京成電鉄の旧型車両たちの

影響を受けているのかなぁと思いました。

 

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絶滅危惧種となっている大きなドア窓・・・

更に側面ドアを見てみるとドア窓のデザインが

近年の新京成電鉄では絶滅危惧種(?)である

角ばった印象のあるものになっています。

しかも窓がかなり大きくて開放感があるのが

非常に素晴らしいです・・・(笑

近年の車両ではここまで大きなドア窓は

ワイドドア車以外では中々見られませんよね・・・

 

この点からも一昔前の京成電鉄の車両に

近いような雰囲気を感じることが出来ますね。

 

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至る所において「京成感」が感じられる車内・・・

さて続いては車内を見てみたいと思います。

 

車内のデザインはこのような感じで、

京成電鉄所属の「3500形」に準じた

内装デザインになっています。

 

窓や側面ドアのデザインによる効果なのか、

内装はかなり京成電鉄寄りな感じがしますね。

 

車内に使用されている化粧板は白色のもので

明るい印象を与えるものになっているので、

全体的に清潔感があって古さを感じさせない

仕様になっているのが非常に好印象です。

 

個人的には意外とそこまでの

古さは感じられませんでした(笑

 

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袖仕切りが無いドア付近・・・

袖仕切りの無いシンプルな構成である

座席周辺部分のデザインも、

近年では絶滅危惧種となっているので

地味に貴重なのかもしれません。

このようなデザインであっても改造によって袖仕切りが

新たに設置されたりすることがありますからね・・・

 

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両開きドアの貫通扉を採用した連結部分

そして連結面部分に注目してみると

画像では開いた状態で分かりづらいですが、

両開きタイプの貫通扉が採用されている他、

貫通路自体が若干広めにとられていて

全体的に開放感があるのが特徴的です。

 

8000形のような一昔前の私鉄車両では

そこそこ流行っていた構造でありますが、

これもまた最近の車両では減少傾向にある

独特な構造(デザイン)ですかね・・・

某メトロの新型車両などでは再び貫通路が

広めな仕様になってきてはいますが(笑

 

車内に関しても現代の新型車両においては

見かけなくなった要素があちこちに見られて、

とにかく細かな点でもエモ要素満載な

車両であることがよく分かりました(笑

 

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800形が装備していた台車の進化系である8000形の台車・・・

そして最後は床下に注目してみたいと思います。

8800形が装備する台車に関しては

「コイルバネ式」の台車を採用していまして、

どうやら先代車両の800形に採用されていた台車の

「改良版」にあたるタイプという事らしいです。

 

ですが元を辿ればやはり京成電鉄の赤電系列に

採用されていたものがベースらしいですが・・・

どおりで台車にも「京成感」が漂っているわけか(笑

 

台車の次はモハの「床下機器」

注目してみたいと思います。

 

 

 

 

 

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何だか見覚えのあるような装置が床下に・・・

 


えっ、あれっ??まさかこれは・・・

 

・・・そのまさかです(笑

 

 

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まさかの「VVVF制御」・・・

なんとモハの床下機器部分には

インバーター装置」が搭載されており、

VVVF制御」となっているのです(笑

 

昭和感のあるシンプルな見た目からは

とても想像できないような仕様ですよね。

 

もちろん画像加工による合成ではなく、

ガチでVVVF制御になっています(笑

 

それゆえに見た目からは

全く想像もつかないような

近代的な加速音を奏でるという・・・

 

VVVF制御化された同車の走行音が気になる方は

某動画サイトで同車の動画を調べてみて下さい(笑

多分予想外な音過ぎてビックリされると思います(笑

 

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「チョッパ制御車」の8030号車※既に廃車済み

という事は8000形は新製当初からVVVF・・・

というわけでは無く(笑

新製当初は抵抗制御「チョッパ制御」

2種類の制御方式の車両が存在していました。

 

しかし抵抗制御車の編成に関しては

冒頭でも述べました通り、

当時の新型車両であるN800形の導入によって

いち早く真っ先に置き換えられてしまい、

チョッパ制御車に関しても廃車になったほか、

VVVF制御化」によって消滅してしまいました。

 

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3種類の制御方式が存在した8000形・・・

・・・ですがよくよく考えてみれば、

抵抗制御・チョッパ制御・VVVF制御車」

3形態が存在する(していた)車両というのも

地味に珍しいのではないでしょうか???

 

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旧塗装×VVVF制御仕様は今までに無かった組み合わせ・・・

しかも8000形一族で唯一の現役編成となった

8512編成に関してはリバイバルカラー仕様で

かつての旧塗装を纏った仕様であることから、

VVVF制御モハ×旧塗装」というある意味

時空を超えた(?)「新旧折衷」な仕様という

地味に面白い仕様となっています(笑

 

後年の改造によってこのような

変わった組み合わせになったとはいえ、

意外性があってとても面白い車両だと

個人的には思いますね(笑

 

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遂に「全車引退」が現実味を帯び始めた8000形・・・

さて今回はこの辺で。

 

2018年頃の8514編成の廃車以降、

8512編成と8518編成のコンビで

運用され続けていた8000形ですが、

新年早々に8518編成がまさかの

「運用離脱」となってしまったため、

現役の8000形はとうとう

「8512編成」のみとなってしまいました。

 

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当たり前の存在が当たり前では無くなってしまう現実・・・

新京成線に乗車した際には

ほぼ高確率で遭遇していた8000形が

もう「ラスト1本」だけという現実を

未だに受け入れられない自分がいますが、

最後の活躍を見せる8000形の雄姿を

この目に焼き付けておこうと思います・・・

 

またこの世界から一形式、

エモい旧型車両がいなくなってしまうのは

時代の流れなのでどうにもできませんが

なんとも悲しいものですね・・・

 

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8000形の次に登場する形式は一体・・・???

さてここでちょっと話が変わりますが、

今回投稿しました8000形の記事から

新京成シリーズ」と題しまして、

新京成電鉄の車両についての記事を

「全3回構成」で投稿したいと思います。

 

果たして次回の車両はどんな車両でしょうか(汗

この時点でもう何となく想像ついてる方も

ひょっとしたらいらっしゃるかも知れませんが、

次回の記事で答え合わせ(?)をすることが

出来たら幸いです(笑

 

 

 

今回も最後までご覧いただきまして

ありがとうございました。

 

次回の記事でまたお会いしましょう。

 

それでは。