エモ車たちを追って・・・

にわかな知識を元に個人的にエモいと思った車両や、ツボな鉄道車両達などについて書いていきます。

先進的な装備で新風を巻き起こした新京成電鉄の「パイオニア車両」・・・「新京成電鉄 8900形」

 

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この車番プレートを持つ車両といえば・・・

どうも。

 

いよいよ今回の記事でついに

新京成シリーズ」における

「第3弾」の記事となりますね。

 

tc203-107.hatenablog.com

初回の8000形の記事から続いた

新京成シリーズ」の記事も

今回で最後となります。

 

tc203-107.hatenablog.com

因みに前回投稿した8800形の記事を

まだお読みになられていない方は

こちらからどうぞ・・・

 

 

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他車とは圧倒的に異なるデザインで登場した・・・

さて今回は新京成電鉄が独自に設計した、

当時の新京成電鉄においては先進的かつ斬新で

唯一無二の存在感を放つ仕様で登場した

あの車両について書いてみたいと思います。 

 

それでは今回の車両はこちらです!

 

 

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何もかもが「初」となった画期的な8900形・・・

新京成電鉄 8900形」です。

 

この新京成電鉄 8900形ですが、

タイトルにも書きました通り様々な面において

新京成電鉄では「初」となる仕様で登場した為、

非常に画期的な新型車両でした。

 

しかし投入されたのは全体でも

わずか「3本」のみに留まりましたが、

これまでに細かい点で装いを変えつつ

新京成電鉄におけるレア車(?)として

現在も君臨し続けています。

 

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登場時の仕様から大きく変わった現在の姿・・・

登場時は先代車両の8800形と同様に

「8両編成」で登場した8900形ですが、

後に8800形と共に「6両編成」へと

組成変更が行われた他に、

登場時は「赤」「青」色の帯を纏っており、

それまでの車両たちとは

全く雰囲気の異なった外観に関しても、

現在は新京成電鉄の標準カラーである

「ジェントルピンク」を基調とした

現在の標準デザインに変更されて、

他形式とのイメージ統一がなされています。

※一部編成に関しては一時的なものではありましたが、

帯色などを含めて8両編成時代の仕様のままの状態で

6両編成化された時期もありました。

 

というわけで早速ですが、

そんな画期的な同車に迫ってみたいと思います。

 

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全体的に凛々しい顔つきである8900形・・・

まずは前面部分から見てみましょう。

 

全体的に凛々しい顔つきで、

非常にカッコよさを感じる

洗練されたデザインになっています・・・

※個人的な感想です(笑 

 

何となく地下鉄車両のような雰囲気も

全体的に感じられますが、

おそらく前面に非常用の貫通扉を

装備しているからでしょうか。

 

因みにこの前面部分に設置された

非常用の前面貫通扉を持つデザインは

新京成電鉄では「初」の装備です。

 

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新製当初から行先表示器はLEDタイプを使用している

続いて前面上部を見ると

LED式の行先表示器が設置されています。

この前面や側面に配置された行先表示器は

新京成電鉄では「初」となる

「LED式」を採用しています。

 

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新製当初から装備する前面の排障器

そして更に前面下部に注目してみると、

同車の凛々しい顔つきを構成する大事な

要素の一つといっても過言ではないくらい、

非常に存在感が感じられる

「前面排障器」が設置されています。

 

実はこの前面排障器というのも

新京成においては「初」の装備で、

新製当初から装備した上で投入されたのは

8900形が一番最初の形式なのです・・・

 

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8000形や8800形の前面排障器は改造による後付け・・・

同じく新京成電鉄の8000形や8800形にも

前面下部に排障器が設置されていますが、

こちらに関しては両形式共に後から

改造で取り付けられたものでして、

新製当初の仕様では両形式において

排障器は装備していませんでした。

個人的には8800形に関しては前面排障器があった方が

全体的になんとなく良い気がしますね・・・(笑

 

さて続いては8900形の

車体側面に注目してみたいと思います。

 

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新製当初から側面に車外スピーカーを装備・・・

車体自体はステンレスで製造されており、

このようなステンレス車体の車両は

9800形が「初」となりました。

 

そして車体上部を見ると近年登場している

通勤型車両などでは標準装備となった

側面の「車外スピーカー」

同車に関しても当初から装備されており、

こちらも当時の新京成電鉄においては

「初」となる装備でした。

 

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何かが他形式と違う側面のドア・・・

そして同車の側面部分においても

ある意味で最も目を引くのは、

やはりこの「ドア」ではないでしょうか。

 

なんかデカくないですか・・・??

 

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通常の車両よりも明らかにドア幅が大きい・・・

それもそのはずです。

実は8900形のドアはなんと

衝撃のワイドドア仕様なのです・・・

 

因みにこれも新京成電鉄においては

「初」の装備であるのと同時に、

現状では唯一の採用例となっています。

 

tc203-107.hatenablog.com

以前に投稿した記事で紹介した

小田急1000形ワイドドア車とは

また違った印象を感じますね・・・

あちらの方が開口幅が圧倒的大きいですが(笑

 

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現在のドアは新製時に装備していたものとは異なるデザインになっている

因みにこの独特なワイドドアですが、

実は登場当初の仕様では以前紹介した8000形や

8800形の原型ドア(ドア交換前仕様)のように、

形状が長方形に近くかなり大きめのドア窓を持つ

ドアだけでなく窓も大型な仕様だったのですが、

2008年ごろにドアの交換が行われた結果、

現在ではN800形と似たようなドア窓となった

デザインのタイプに交換されています。

個人的にはこのような窓のタイプは

「209系タイプ」と勝手に呼んでいますが(笑

 

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2分割・・・と思いきや実は3分割タイプの側面窓

側面に配置されたドアに関しても

非常に特徴的なこの8900形ですが、

実は側面窓に関してもちょっと特殊でして、

よーく見ると「3分割」された窓配置という

少し変わった側面窓配置になっています。

このタイプは北総にかつて在籍した9000形でも

同じような側面窓デザインでしたっけ・・・

 

このタイプの側面窓は近年の新型車両でも

中々見かけることが無い特殊な形態なので、

ある意味レアな仕様なのかもしれません(笑

 

さて、ここまで見ても既に「初」な要素の

オンパレード状態である8900形ですが、

同車の凄さはこれだけではありません・・・

 

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パンタグラフの形状が実に独特な8900形・・・

続いて屋根上を見てみると、

M車に搭載されたパンタグラフ

通常のシングルアームタイプでは無く、

かなり特殊な形状の物が搭載されています。

 

この形状どちらかといえばヨーロッパ方面などの

海外の鉄道車両で見るようなタイプなので、

日本国内において一般的な通勤形車両に

搭載されているのは非常に珍しいですね・・・

 

 

これもまた同車の特徴的な

アイデンティティの一つなのかもしれません。

 

 

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6両編成化時にインバーター装置の機器更新が行われている

そして最後は床下を見てみたいと思います。

 

冒頭でも既に書きました通り、

元々登場当初は8800形と同様な編成構成の

「8両編成」で導入されていた同車ですが、

近年において編成の6両編成化が行われ、

その際にインバーター機器に関しても

それまでのGTOタイプの物から

IGBTタイプの物に更新されています。

 

 

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8000形に搭載されていた装置の流用・・・??

因みにインバーター装置に関してですが、

8900形の一部の編成が搭載するものは

VVVF制御化改造後に早々と廃車となった

8000形の一部編成に搭載されていた

インバーター装置を「再利用」している

という噂話(?)を聞きますが、

果たして本当なのでしょうか・・・(笑

 

確かに両車共に同じインバーター装置を

搭載しているのでありえそうな話ですが、

決定的な証拠がまだ具体的に無いので

謎が深まりますね・・・

 

その話がもしも本当なのであれば、

某路線で運用される209系と同じような

機器流用事例になりそうです(笑

 

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機器更新されても相変わらず独特な加速音を奏でている・・・

インバーター装置が更新されたことで、

GTOインバーター時代に聞くことが出来た

かつての豪快で力強い加速音は残念ながら

もう聞けなくなってしまいましたが、

最終的に大先輩車両である8000形と

同じインバーター装置を搭載するという

何だか意外な展開を迎えました・・・(笑

 

様々な面で仕様が大きく変化しても

まだまだ活躍する同車の今後に期待ですね。

 

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明らかに他形式とは異なる雰囲気が感じられる8900形・・・

それでは今回はこの辺りで。

 

登場当初はそれまでの既存車とは

非常に異なったかなり特殊で

ユニークな仕様で登場した8900形ですが、

編成構成や外観の配色などにおいて

他形式との統一が行われた今でも

その個性は未だに健在である気がしますね。

 

当時の新京成電鉄にとっては

「初だらけ」の仕様で登場した8900形は、

その先進的な数々の装備からまさに

当時の最新トレンドを先取りしていた

新京成電鉄における「パイオニア車両」

なのかもしれません(笑

 

全体的に見ていて当時の新京成電鉄

「本気度」が感じられる車両でした。

 

今回の記事内では紹介しきれませんでしたが、

他にも同車が持つ装備や形態の中で

新京成電鉄において「初」なものは

実はまだまだ色々とあるのですが、

全て紹介するとかなりの量になりそうなので

今回はここまでにしておきます(笑 

 

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果たして再び独自性のある新型車両は登場するのか・・・

N800形以降から京成電鉄の車両をベースとした

新型車両を投入し続けている新京成電鉄ですが、

果たして今後再び8900形のような

独自性が感じられるほど挑戦的な仕様の

新型車両が再び登場するのでしょうか・・・

 

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8900形に待ち受ける展開は果たして・・・

現在も全編成が現役の8900形ですが、

先程も述べました通り

近年になって機器更新などの

細かい改造が行われているものの、

元々たった「3本」しか存在しない

少数派形式であるために、

今後の動向に注目した方が

良いのかもしれませんね・・・

 

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久々の連続投稿シリーズ・・・

さて冒頭でも書きましたが、

8000形の記事から続いた

新京成シリーズ」の記事も

今回の記事で最後となります。

 

一つのシリーズとして記事をいくつか

連続投稿したのは本当に久々でした(笑

 

tc203-107.hatenablog.com

何時ぞやに武蔵野線205系に関する記事を

いくつも連続投稿した時以来でしょうかね(笑

 

もしかしたらまた今度何かしらのテーマで

記事をいくつか書くかもしれません(笑

 

全体的に何だかあまりまとまりのない

内容になってしまったかもしれませんが、

今回も最後までご覧頂きまして

ありがとうございました。

 

それでは・・・